若い2人が、裸同士で、腰を振り振り、くんずほぐれつ

 期待して覗いて頂いた方には申し訳

ありません。

 

 ちょっと期待外れかもしれません。

 

 実は相撲の話です。

 

 私は、相撲が好きで昔は結構見ていたの

ですが、最近はあまりおもしろくなく、暫く

見ていませんでした。

 

 しかし、最近、髷がまだ結えないのに幕内に

上がってきた遠藤君が出てきましたので、おも

しろいので今場所から休みの日に見るように

なりました。

 

 昨日、テレビをつけたら鶴竜と栃乃若がやって

いて、土俵際でお互い腹を付け合いがぶり寄りを

やっていました。

 

 相撲を知らない人に説明すると、自分の腹を

相手の腹の下のほうに入れて腰を使ってぐいぐい

押しながら、相手の腰を浮かし土俵を割らせる

戦法です。

 

 がぶり寄りは結構短時間で終わることが多い

のですが、昨日の取り組みは栃乃若ががんばって

こらえながら土俵際を伝い、なんとか逃れようと

したため、お互い腰を振り振り長時間の

せめぎ合いになりました。

 

 お互い相当疲れたのではないかと思います。

 

 話は違いますが、相撲から発生して一般的に

なった言葉というのは結構ありますね。

 

 八百長などはその典型で、明治時代の

八百屋の長兵衛さんが相撲年寄の碁仲間に

野菜などを買って欲しくてわざと碁に負け

たりしていたため、わざと負けることを

八百長というようになったようです。

 

(大相撲の隠語で、八百長のことを「注射を

打つ」といいます)

 

 このほかにもざっと思い出せるものと

して

 

タニマチ

がちんこ勝負

差し違い

痛み分け

花道

三役

死に体

千秋楽

物言い

勇み足

横綱相撲

一人相撲

 

などがあるでしょう。

 

 尚、相撲から発生したのではないですが、

「たたらを踏む」というのもありますね。

 

 これは、昔の「たたら製鉄」から名付け

られたものであり、現代人はこの「たたら」と

いう言葉自体を知らない人も多いでしょう。

 

(お前は一体いつの時代の人間だ?と

いう声も聞こえて来そうですが)

 

 たたらというのは、足で踏んで空気を

送る昔の人力送風機ですが、足で踏む

動作が、土俵際で「とっとっと」と勢い余って

足が動いてしまう動作に似ていることから

相撲用語として使われ、これが一般的にも

使われることになりました。

 

 尚、たたらという漢字はいろいろあります。

 

 ということで、今日は大砂嵐と遠藤君の

注目の一番がありますので、今日も相撲を

見てみましょう。