事件は現場で起きている? それとも「メイク ミラクル」?

f:id:oukajinsugawa:20140324173724j:plain

 

 鶴竜が優勝しましたね。

 

 モンゴル勢が頑張っています。

 

 日本勢も、相撲だけに、ふんどしを締め

直して、頑張って欲しいものです。

 

 (相撲界では、ふんどし担ぎとは言い

ますが、お相撲さんが締めているときは、

ふんどしではなく「まわし」が一般的です。

「締め込み」という場合もありますが)

 

 話は違いますが、今、女性用ふんどし

というのが人気があるのだそうです。

 

aifun(アイフン)|愛のあるオシャレふんどし専門店

 

 上記の通販サイトでは、「とっても開放

的でもう手放せなくなっちゃった!」などと

書かれていますが本当なのでしょうか?

 

  話は違って女相撲用まわしという特許

登録がされたことがあります。上記は、その

出願公開公報から切り取ったものです。

 

 1度登録されましたが、更新されず、

現在は権利は消滅しています。

 

 不人気だったのでしょうか? 

 

 女性の相撲人口自体が少ないので、

そのまま登録しておく価値がなかった

のかもしれません。

 

 ということで、今回のブログでは、

まわしではなく、千秋楽に勝ち越しがかかって

いたり、入幕がかかっていたりしたお相撲

さんはどうだったかというのを調べてみます。

 

f:id:oukajinsugawa:20140324173800j:plain

 

 

 前回同様、左が勝ち星で、その右が負け

星です。 色がついているのが勝った力士で、

すなわち77敗で色がついているのは、

87敗の勝ち越しとなったわけです。

 

 尚、東龍は幕内です。

 

 大砂嵐は休みが1日ありますので、これは

負けに入れてあります。

 

 これを見ると、最近は千秋楽では皆さん、

気合いが入っていないのかと思っていました

が、かなり気合いがみなぎっていたようです。

 

 77敗同士は別として、負けたのは

旭日松だけで、相手の蒼国来は勝てば、

幕内に上がれるか、上がれなくても、

来場所勝ち越せば入幕できるという

位置につけることができますので、

気合いが入っていたのでしょう。

 

 逆に豊真将に至っては、14連勝という

破竹の勢いだったのですが、優勝も

決まっているし、入幕も決まっているので、

まったく気合が入らなかったようです。

  

 最近は皆さん気合いが入らなかった

ようですが、気合いが入って来た

お相撲さんが増加傾向のようです。

 

 結果として、対象7人中6人が勝ちましたので、

一人が勝って一人が負けたのを除くと、今日も

5人連続で勝ったということになります。

 

 昨日も5人連続で勝っていますので、

併せて10人連続で勝ったということで、

10人が勝つ確率は、1024場所に1

起きるか起きないかという奇跡です。

 

 現在は年6場所で、昔はもっと場所が

少なかったのですが、計算が面倒なので

エイヤーと計算しても、200年から300年に

1回起きるか起きないかの珍事でした。

 

 我々はこれに立ち会えたということで

よかった、よかった。

 

 しかし、よく考えてみると、気合いがみなぎって

いるほうが勝つということは、相手はもうどうでも

いい星なので、気合いが入っていない=無気力

ということで、お相撲さん協会がもっとも忌み嫌う

無気力相撲ということになってしまいます。

 

 お相撲さん協会の論理展開は、千秋楽に

77敗力士が勝てるのは、気合いが入って

いるからだというのですが、この論理では、

無気力力士がいるということになり、

論理に破たんをきたすことになってしまい

ます。

 

 ということで、お相撲さん協会は、この論理

展開はやめて、「千秋楽には常に奇跡が起きる」

と言ったほうがよいと思います。

 

 奇跡は検証のしようがなく、「奇跡だから

仕方がないよねー」と言えば、皆さん納得する

のでは?

 

  ・・・・しませんか?

 

 したがって、お相撲さん協会もスローガンを

作りましょう!

 

  「Make Miracle!」ではいかがでしょう。

 

 でもこの言葉は積極的に奇跡を演出している

ようで適切ではないので、以下はいかがでしょう。

 

 事件は現場で起きている!!

 

 無断で使うと青島刑事に怒られそうですが。